環境を整える

ディープラーニングの開発には歴史的にPythonが使われており、手に入る情報やライブラリも圧倒的にPythonが多いのだそうです。
Pythonの統合環境としてAnacondaが有名とのことで、下記のサイトから無料でダウンロードできます。早速入れてみましょう。

https://www.anaconda.com/download/

結構重いですね。ダウンロードしたファイルを指示されるとおりに進めていけば、無事にインストールできると思います。
バージョンは3.6と2.7がありますが、まあ今から始めるなら新しい方を入れておいて問題ないですね。
Windows版もMac版もLinux版もあります。全部無料で。不思議な世の中ですね。

Windows版をインストールすると、スタートメニューにAnacondaが現れます。
いくつかのソフトの内、Spyderが開発環境という事になり、コーディングや実行、デバッグを行うところになります。

これがタダで使えるとはすごい世の中ですね。
その他、Notebookも便利です。
起動するとwebブラウザが立ち上がりますが、中身はファイルのエクスプローラーのようです。

適当なフォルダに移動して、右上のnew -> Python3と押すと、見慣れない画面が出てきます。
が、なんとここでコーディングや実行が出来てしまうのです。
これは見やすくて便利。

まあ、viで開いて編集して、ターミナルから./で実行するのと変わりないですが、他人とやり取りする時もすごくスマートなのではないでしょうか。
世の中、賢い人は道具もスマートなんですね。
これがお金いらないとは、いい世の中ですね(しつこい)。

ところで、私はそのうちLinuxを使ってプログラミングしていきたいので、Anacondaを同様にLinuxにも入れます。
試しにWindowsからsshでLinux PCにログインしてSpyderを立ち上げてみたのですが、これはなぜか出来ませんでした。
X-Window Systemは入れていて、xclockは来るので、Xの問題ではないようです。
同様にnotebookもダメでした。何が悪かったのかな。。。

この辺りはちょっと嵌まりそうなので、今は考えない事にしたいと思います。