力が働くとモノが動きます。
動くという事は速さ、速度があるという事です。
止まっていたものを動かすには、モノの速度を変えればよいです。
速度がどのくらい変わるを表した量を、加速度といいます。
力が働くと加速度が発生して、モノが動きます。
これを式で書くと\( F=ma \)となります。
これを運動方程式といいます。
力は英語でforceというので\( F \)と書きます。
加速度は英語でaccelerationというので\( a \)と書きます。
質量は英語でmassというので\( m \)と書きます。
力が働くと加速度が発生する事を表しています。
力がどうして加速度の2倍や3倍、2乗や3乗ではなく、
シンプルな掛け算の形に書けるかというと、
力という量をそのように都合よく人間が決めたからです。
つまりこの式は、力が働くと加速度が生じるという意味と同時に、
“力”とは”質量”と”加速度”をかけたものに”する”という、
人が決めた、”定義”をしている、という意味も持ちます。
質量の単位は\( \rm{kg} \)、加速度の単位は\( \rm{m/s^2} \)と同じように、
力の単位は\( \rm{N} \)と書いて、ニュートンと読みます。
このように決めた力の決まり事を、MKS絶対単位系といいます。
【物理】1分間のまたねこ物理。運動方程式。\( F=ma \)。
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