機械学習 – 機械学習の基礎 – 学習アルゴリズム

[タスクT]
解決したい、求めたい目的
分類、回帰、転写、翻訳、構造出力、異常検知、合成とサンプリング、欠損値補完、ノイズ除去、密度推定など
学習そのものはタスクではない点に注意

[性能指標P]
タスクをどのくらい達成できているかを測る指標
テスト集合を用いて評価
誤差率 (誤った出力を生成する割合) = 期待0/1損失 (0が正しく分類、1が誤って分類)

回帰問題の性能指標は\[R^2\]などが良く使用される

[経験E]
データ。機械学習においてはデータの事
教師あり学習と教師なし学習がある

Goodfellow著、深層学習、第五章によりますと、「コンピュータプログラムは、性能指標Pで測定されるタスクTにおける性能が経験Eにより改善される場合、そのタスクTのクラスおよび性能指標Pに関して経験Eから学習すると言われている。」との事です。

タスクTとか言われると「は?」てなりますが、整理してみるとほぅ…となりますね。
E試験ではタスクTについて、どんな設問が出るのだろう・・・

ところで、この定義であれば良くなれば学習、改善しなければ学習とは言わない事になります。以前高校の生物の教師に、「進化」の反対は「退化」ではなく、「進化しない事」だと習った記憶があります。突然変異により今より不利な形質に移行したとしても、それは退化ではあるが進化でもあるそうです。学習の場合は、常に良くならなければ学習とは言わないようですね。
…まあ、そこは大して重要ではありませんが…